スケッチラン ~第三回横須賀三浦みちくさマラソン〔2019.05.25〕~ by 野口智子


故障中、参加は見送り応援へ

合間にスケッチ


①「エネルギー消耗回避」


















7:00スタートにぎりぎり間に合う電車内で移動中のランナー。

目を閉じじっとしている。覚悟を決めている感じが伝わってきた。

「ファイト~」心の中でエールを送った


②「荷物預けのランナーと満開のバラ」〔スタート会場・横須賀ベェルニー公園〕



















③「横須賀港」













この季節、公園のバラが満開。今年も綺麗に咲いていた。

今日も真夏日予報、朝からじりじり強い日差し。

綺麗なバラの向こうは荷物を預けてスタート位置へ移動するランナー。

日陰に入りスケッチ。振り向いて軍艦もスケッチ。

横須賀は描きたいものがあふれている。今度ゆっくり来よう!


「行ってらっしゃ~い」

スタートを見送り電車で久里浜へ


④「ポピーの丘」〔くりはま花の国・ポピー祭り開催中〕













汐入から久里浜まで電車で来ると10分。あっという間だ~。

まだまだランナーは来ない。

21キロエイド先のくりはま花の国へ。

一面真っ赤、満開のポピーの丘をスケッチ。第一回はここを上がるコースだったなぁ・・

さて、コースに戻ろう。


⑤ポツリと昭和〔20.5キロ辺り〕













コースを応援しながら逆に進み、スケッチポイントを探す。

瓦屋根の大きなお宅発見。応援の合間にペンでざっと描いてさらに移動


⑥夫婦橋からの眺め〔20キロ辺り〕













平作川沿いを進んできたランナーが左折する夫婦橋の信号。

せっかくなので信号を渡ってみたら素敵な景色が広がっていた。思わずスケッチ。水辺は幾分か涼しい。

コースに戻り応援していたら地元の方が話しかけてきた。

「今日は何かあるんですか?」

「横須賀からソレイユの丘までいくマラソン大会なんですよ」

「あっらまぁ~・・この暑いのに?・・・ひぇ~恐ろしい・・」

そうだよなぁ・・普通はなるべく外に出ないようにするんだろうなぁ

その中を朝から晩まで、100キロや60キロ走るなんて・・・

信じられない恐ろしい世界に見えるんだろなぁ。

そんなウルトラの世界に集まってくるメンバーは、そこ抜けに明るく愉快な人が多い。さらにウルトラレースは、その場に前後するランナー同士に連帯感が生まれみんな仲間になる。支え合い声をかけ合いながらゴールを目指す雰囲気もある。この世界が大好きだ。

「ナイス・ラン!」

「ナイス・ファイト!」

しばらく応援してから、コース上をランナーと同じ方向に歩いていった。

描きたい場所がある。


⑦「海だ~!」〔24キロ辺り〕






火力発電所脇の坂を上がってトンネルを通過。坂を下りると、目の前にば~んと海が広がるポイントがある。コース上の好きな場所だ。

去年「描きたいなぁ・・」と思ったが、体調最悪。進むので精一杯。

時間的にも精神的にもぎりぎり状態でパスした場所だ。

今日は描ける!

お地蔵様のあるちょっとした空き地に腰を下ろし、後ろを通過するランナーさんとは別世界に入りスケッチ。

広い空、広い海、風、波の音、じりじりとした日差し、遥か向こうまで続く半島・・・

あぁ~いいなぁ・・ここまで来てよかった~!


この後、途中から海沿いのコースではなく、一本内側の道を進む。

せっかくなので探検させてもらった。ランナーとしてはできないことだ。

30キロ関門まで行き、しばらく応援して帰ってきた。


参加されたランナーの方、応援の方、スタッフのみなさま、お疲れ様でした


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