東日本大震災を風化させないために・・


 去年の秋、東北ツアー参加。いつものようにばんばんスケッチ。


 南三陸のホテルに宿泊した翌朝、ホテル主催の「”震災を風化させないため”の語り部バス」に乗車。語り部さんのガイドを聴きながら約一時間、被災した町内を巡った。


 話しながら何度も声を震わせ言葉につまる語り部さん、辛そうだ。それでも「風化させたくない」と話し続ける。その思いを受け、見聞きしてきたことを自分なりの方法で伝えようと決めた。


「伝える①」

 語り部バス乗車の際のスケッチと語りをまとめて額装。いろいろな展示会に出品、多くの方に見ていただきました。

 語り部さんのお話など詳細については、ランニングの世界25号に掲載させていただきます。

 以下、額装した様子とそれぞれのスケッチです。



















「伝える②」

 UR都市機構主催のコンテスト「東日本大震災 復興の歩みフォト&スケッチコンテスト2019  ~東北の「いま」を伝える~」に応募

 旅行中に描いたものの中で「いま」を伝えられるものは・・?それなら「三鉄」だろう。   

春に全線開通した三陸鉄道に乗車、地元の方や観光客で賑わう車内をスケッチしてきた。

 そのスケッチをもとに描いた絵を出したところ、「入賞」しました。

 応募はスケッチとコメントの組み合わせ。それには、この「楽走プラス」の掲載経験が「大」でした。ありがとうございます。

 現場で描いてきたスケッチとメッセージです。


『全線開通おめでとう』

「全線開通でにぎわう三鉄内をスケッチ。テーブルを挟み偶然居合わせた2人+2人。旅行中の父と娘+地元のご夫婦。「どちらから?」会話が弾む。外を見ながら語るおじいさんの声が静かに聞こえてくる。「笑顔をつなぐ、ずっと・・・。」笑顔・希望・夢・・・。いろいろずっとつないでいってほしい。」




・・・作品展のご案内・・・


〇首都圏


・開催日時: 2020年2月15日(土)~3月13日(金)

・開催場所: 行幸地下ギャラリー (丸ビルと新丸ビルをつなぐ地下通路) 


〇宮城、岩手、福島でも開催されます。


詳しくはUR都市機構HPをご覧ください。


https://www.ur-net.go.jp/fukkou-photosketch/contest2019/result/index.html


 このコンテストは「復興の歩みを広く発信することで被災地の復興を支援する」のが目的です。復興に向けて動くまちや暮らしの風景の「いま」がメッセージ付きでご覧いただけると思います。




 お近くにお立ち寄りの際は、是非、お立ち寄りください。

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