南浅川、浅川 思い出ラン


みなさま、こんにちは。
楽走プラスも新しい年を迎えました。ことしも心豊かに走り歩き、楽走でいきたいと願っています。

願ってはいるのですが、
年末に新型コロナ感染がわかり、症状は数日で治まったのですが療養期間中は自宅待機を強いられ、
その間に腰痛と左脚の神経痛のおまけまで頂戴してしまい、ご報告できるようなランニングは今年になって全くできていません。

そこで、今回は、2014年の年末に走りました南浅川、浅川をご紹介しようと思います。
私が南浅川、浅川を初めて走ったときで、キンと冷えた冬晴れの景色がまざまざと思い出されます。ロングランの一日でした、元気だったなぁ。

氷の張る冬日のランニングでした

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部分マップ(多摩センターから多摩川まで)



自宅を出てまずは高尾に向かいます。多摩センターを経て野猿峠をえっちら越えるとJR中央線の北野駅。
ここからの湯殿川沿いには両岸の草地や畑地が広がり、郊外の風情がぐっと増します。
湯殿川の始点近くまで詰めたらJR高尾駅も近い。ざっと30キロ。

お昼どきになっていたと思います。お腹も減って温かい食事が恋しい。
古風な風情の高尾駅舎には、こじんまりとしたレストランがあります。暖房の効いた部屋でいただいたカレーはとてもおいしかった。
こうした記憶は鮮明で忘れられません。

ありがたかった温かい昼食 高尾駅で


腰を落ち着けてしまうと走れなくなります。再び寒空の下に走り出て、高尾駅正面すぐを流れる南浅川に出ました。
初めての南浅川は落ち着いた冬景色。高尾山麓から流れてきた水は澄んで水面が身近です。
川幅はコンパクトですが右岸の散歩道はなかなかに走りやすい道でした。
地域の方の手になる花壇などもあり、寒い中を散歩する人も見かけたようです。人々の暮らしに溶け込んだ川のようでした。

南浅川

右岸(写真右手)を走ります


やがて八王子市役所近くに至ると浅川の本流に合します。合流点にある公園には「浅川ゆったりロード」の看板。自転車に乗った亀くんがかわいらしい。
はい、ゆったり参ります。寒くならない程度のゆったりさで。



浅川はぐっと大きな川幅でコースの雰囲気は大きく変わります。
主に右岸に沿ってずっと自転車道が設けてありました。
大きな橋を渡って左岸にも出てみましたが、当時の歩道は草藪に突っ込んでとぎれてしまい、右岸に戻らざるを得ませんでした。

八王子市役所前の鶴巻橋には彫刻が飾ってあった

これはどの橋だっただろう

浅川(右)と湯殿川(左)の合流点を
浅川左岸(写真右手)から眺める
このあと、右岸に渡り戻ることとなった


川の流れは先ほどの北野駅近くを通り、湯殿川が合流してきます。そろそろ疲れてきてしばしへたり込んで休憩したのもなぜかよく覚えています。

万願寺歩道橋(浅川ふれあい橋)


この先、浅川沿いがやたら長く感じられたのは疲労のせいでしょう。実際には南浅川との合流点から多摩川まで15キロほどです。
日野市を過ぎて「まだ続くのかい」とそろそろ飽きて来たころに、行く手に四谷橋の美しい橋梁が見えてきました。
四谷橋は多摩川の橋。浅川が終わって多摩川に合流するのです。

浅川終点と多摩川にかかる四谷橋


多摩川に出てやっと知った場所になりました。当時の日記を見ると、脚が痛くなっていたようでここから自宅までの15キロほどはよろよろと走っていったようです。当時は膝や足首のストレッチをよく知っていませんでしたよ。

南浅川と浅川は、その後もなんどか走りました。どこのコースでもそうですが、初めて訪れたときのワクワク感とドキドキ感は一度限り。ざっと8年前のこのランニングは忘れられません。

夕方近い多摩川 きょうのランももうすぐおしまいだ



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