スケッチラン 2021年 5月分 by 野口智子(最後にご相談もあります)


「個展の合間に板橋区内スケッチサイクリング」 野口智子


みなさま、こんにちは

4月いっぱい開催した「野口智子水彩画展」無事に終了しました。

お越しくださった方、ありがとうございました。


個展会場は板橋区成増のCafe & Gallery Patina。自宅から6キロほど。

天気のいい日はランや自転車で向かいました。

途中で「寄り道スケッチ」、ちょっと抜け出して「探検スケッチ」

春の陽ざしをたっぷり浴びながら気持ちのいい時間を楽しみました

どうぞご覧ください


〇赤塚大仏 「ハイ、チーズ」



















下赤塚駅から15分ほど北に歩くと乗蓮寺があり、そこに大きな大仏さまがいらっしゃいます。私は好きで、何回描いたかわかりません。

スケッチラン二月分に掲載の「あれ?閉門・・残念」のお寺さんです。

先日スケッチしていると、お墓参りに来たご家族が大仏さまをバックに記念写真。

娘さん(たぶん私と同じくらいの年の方)に身体を支えられたおばあさんが、おじいさんと二人で並んで「ハイ チーズ」。

「どうぞお元気で・・」心の中でお声かけしました。


〇赤塚植物園 「新緑パワー全開!」















先ほどの乗蓮寺の西にあります。

園内は新緑パワー全開、キラキラと葉っぱが光っていました。

そういえばスケッチしながら絵を描く方とおしゃべりし、個展案内を差し上げたのですが・・??


〇郷土資料館 「春の風」















ここも乗蓮寺のそば。

赤塚城址、ため池公園と並んであります。

古民家が好きなのでよく描きに来ます。

手前は区の花「二輪草」。区民でありながらあまりよく見たことがなく、今回初めて描きました。


〇都立光が丘公園 「ナイスラ~ン!」














週末の公園。ぐるっと二キロのランニングコースもあります。

暑いくらいの陽ざしの中、ランナーが次々に走ってきました。

「ナイスラ~ン!」


〇都立浮間公園 「広い空」
















荒川沿い、戸田橋そばにある公園です。
実は「旧岩淵水門」を描きに行こうかと思い自転車で走り始めたのですが、よく考えると、そこから個展会場成増Patinaまでは一時間はかかる。
「すぐに戻ってきてと言われて、一時間もお客様をお待たせしたら悪いなぁ・・・」
そう考え直し先に進むことなくここにしました。

「いいかい、木は一本一本色や形が違うんだよ。
よ~く見てごらんよ。
お姉さんはまだまだだね~」
「そう?まだまだ?・・・、困ったなぁ・・」
徳丸から来たというおじいさんといろいろおしゃべりしながら描いてきました。

〇成増幼稚園 「屋根より高いこいのぼり」


個展にいらした地元の方といろいろおしゃべり。

「この辺りは数年前はおおきなこいのぼりがあって描いたんですよ。

今年は見当たらない・・・探してもない・・・描きたいのに残念・・・」

そうしたら数日後にお電話をいただきました。

「こいのぼり、ありましたよ~」

これはありがたい。

さっそく個展を抜け出してスケッチサイクリング


〇水車公園 「止まってよ~!」



















新大宮バイパスそばにある水車公園

水車を真剣に描こうとするが・・・

楕円がずれたり、板の組み合わせがずれたり・・・

そもそも動いているから難しい!

「止まってよ~」

心の中で叫びながらスケッチしてきました


今回はまるで板橋区の観光案内のよう・・(笑)

これは区内の西側だけです

板橋区はまだまだいいところがたくさんあります

是非遊びにいらしてください



・・・・・・<お知らせ>・・・・・・


「ランニングの世界」26号表紙からはじまった「コロナ収束おめでとう」シリーズ。


26号表紙(50㎝×50㎝)

→①水彩連盟出品用(サイズ103㎝×73㎝)

→②日水東京西支部展出品用(サイズ85㎝×65㎝)

→③東光展出品用(サイズ53㎝×45㎝)

全部で4枚描きました

あの断捨離収録と同時期です(笑)



<ランニングの世界26号編集後記より>

さて何をどう描こう?

この本を手にしたくださった方が希望が持てる絵にしたい!

今、描ける絵。

みんなの願いはコロナの収束。

それを描こう!


バックの山はコロナ禍の世界・コロナ山。

自力で飛び越えてくる人もいれば巻き道を大回りしてくる人も・・。

みんなで必死に越えて迎えた「アフターコロナの世界のスタート」

手を振りながらニコニコ、わくわく。

ふと見渡せば懐かしい仲間が・・・。

中央はドクターとナースにしました。

「お元気でしたか?」

「よかったですね」

「さぁ、みんなで前に進みましょう!」」


一日でも早く「コロナ収束おめでとう」と言える世の中になることを願っています



最後の③を「東光展小作品部門コンクール」に出品したところ「入選」しました。

私の全くの空想で描いた「コロナ禍コロナ山」「アフターコロナの世界」「みんなが喜ぶ姿」

最後にそれなりに評価され終わってよかったと思います。

東光展は4月26日から5月10日まで東京都美術館で開催予定でしたが、非常事態宣言のために美術館は休館。残念ながら一般公開は中止になりました。


東京西支部展やPatina個展でこのシリーズを見た方から

「何だか胸が熱くなった」

「はやくこういう世の中になればいいね」

「元気いっぱいだね。みていてこちらも元気になった」

「希望がつまってるね」

・・・・

いろいろお声をいただきました。


「「今」多くの人に見てほしい」


絵を見てくださった方にとってどれだけの希望になるかはわかりません。

が、このまま自宅の押し入れにしまってしまったら・・・・・

Patinaでの個展が終わっても、次のGallery主催者さんにお願いしたところ、あと二週間は展示してもらえることになりました。ありがたいです。


「今、見てもらう」ために「今、できること」

→展示させてもらえる場所を探す

→先日、区内の図書館にお声かけしました

→Patinaで展示延長

→秋の「横浜画塾展」で展示?画策中(笑)



・・・・・<ご相談>・・・・

展示させていただける場所を探しています

どなたか展示させていただけそうな場所をご存じでしょうか?

この記事へのコメントに書き込んでいただけると嬉しいです。

お願いします。

                 野口智子

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