<自分の絵とはどういうものか ~ 絵の楽しさにかける私の想い> BY スケッチランのぐち

私のスケッチは、必ずその場所に脚を運んで、いま目の前にある景色をこの目で見ながら描く。写真や画像からも描けなくはないが、そうすると「自分の絵ではない」と何か違和感を感じる。

「自分の絵とはどういうものか」

それがよくわかっていないのにそういうのもおかしいが・・・。
わかっていなくても違和感は感じる(笑)

現場に行き ちょっとでもその場に立ち、辺りを見渡し、雰囲気を味わう。
「何を描きたい?」「どこをどう描く?」
ちょっと考えて下描きをする。
現場でそうしてから 帰宅後に色を塗ろうとすると、 絵の世界にす~っと入れる。
その場にいる感覚になれる。
自分がそこにいる。
描いていて楽しい。
「どう描きたいのか?」
現場を離れ 時間をあけた方が 「どう?」が自分の中で よりはっきりとまとまる感じもする。

「目の前の景色をただ切り取るだけではない」
「見たままを描くのではない」

絵を始めたころは
「は~?」(見ているこれを描くんだよね~?)
「え~?」(そっくりそのまま描くんだよね~?)
・・・・

「意味がわからん!」・・・(笑)
目の前のものをよ~く見て下描きして 固有色と同じ色を塗る。
それが「絵」と思っていた。
今は「どう描くか?」「そこに何を表すか?」「何を伝えるか?」・・・
そこに「絵の楽しさ」があると感じている。
感じたことを感じたように描けるとは限らない
描けるはずない?かも・・
描けていないと思ったら反復練習しかない
そこでいろいろ「技法」が必要

塩まき、マスキング、スパッタリング、ドライブラシ、ネガ、ラップ、歯ブラシ・・・
すべて水分・絵の具の濃さが関係
あれもこれも面白い
水彩⇒「水の彩」
思うようにならないから面白い
あれもこれも実験 繰り返し実験

無駄なものは何もない

「そのうちできるだろう」
甘い気持ちから何度も何度も失敗
悲しいくらい失敗・・・
「は~~~・・・・」(何をしてるのか?何をしたいのか?)
最後はあまりに失敗している自分にうんざり
「これはきりがない!どうにかしよう」
描く前にいろいろ考える自分が出て来た

「うんざりするほど失敗したら次が見えてくる」(笑)

見えている世界 + 自分の気持ち ⇒⇒ 自分の絵
どう描くか?
ゴールは自由 
描くことがどんどん楽しくなっている。
時間があれば描いていたい!
時間がなくても描いていたい!
今の私は心からそう願っている。




※絵はクリック(タップ)すると大きくみることができます。
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<お知らせ>


〇野口智子水彩画展 


  真夏に開催

 「水・風・涼 + 他・多・だ~っ」
 ※涼しそうなものといつもの だ~っと 大量展示です          

 8月18日~30日(水・休)
 板橋区成増Cafe & Gallery Patina
 11:30~18::00 (最終日 ~15:00)

〇横浜画塾展       
9月下旬              
あざみ野市民ギャラリー
詳しくは後ほどお伝えします

〇野口智子水彩画展 
11月頃  
みどり市まちなか交流館                         
詳しくは後ほどお伝えします

お時間ございましたらお越しください

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